カタログを公開したら、そのカタログへのアクセス権をユーザーに与えることになります。 ここではサーバー管理の立場から、この処理について簡単に説明します。
公開されたカタログにアクセスするには
サーバーマシンのIPアドレスを書き留めておきます。
この番号は「サーバーに接続」ダイアログボックス(「ファイル」メニューから「サーバーに接続...」を選択)と、「サーバーを管理」ダイアログボックス(「ファイル」メニューから「サーバーを管理...」を選択)に表示されます。
PortfolioのユーザーにこのIPアドレスを通知します。
ユーザーのマシン上で、Portfolio 5.0Jを起動し、「ファイル」メニューから「サーバーに接続...」を選択します。
「サーバーに接続」ダイアログボックスが表示されます。
「サーバーを追加...」を選択して、サーバー名またはそのIPアドレスを入力します。
クライアントアプリケーションはこのIPアドレスを探して、このアドレスで公開されているカタログをすべて表示します。
「OK」を選択してダイアログボックスを閉じ、「完了」をクリックします。
これで、ユーザーがそのサーバーで公開されているカタログを開けるようになりました。
公開カタログのアクセスに関する注意事項
Serverにアクセスするには、クライアントマシンのTCP/IPサービスが利用可能でなければなりません。 Macintoshでは、Open Transport TCP 1.1またはそれ以降を使用していることが必要です。 それより古い形式のネットワークはサポートされていません。
クライアントは公開されているカタログに管理者モードでアクセスできません。 Server上のカタログを閉じてから、ファイル共有を介してPortfolio 5.0Jアプリケーションで開き、管理者アクセス権を取得する必要があります。
Portfolioクライアントアプリケーションでは、ユーザーの初期設定で設定されたアクセス権を使ってカタログを開きます。 管理者モードに設定されている場合は、クライアントアプリケーションは自動的に発行者モードでカタログに接続しようとします。
注意: カタログを開くときにパスワードが必要な場合は、ユーザーはパスワードを入力するように指示されます。
クライアントのインストールと使用方法の詳細は、ユーザーマニュアルの前半を参照してください。